日帰り手術

日帰り手術

日帰り手術は、当日朝に来院していただき、手術後、夕方もしくは翌日午前中(24時間以内)に帰宅可能です。入院する煩わしさがなく、日常生活の延長で手術を受けられます。当院で受けられる日帰り手術は、痔、鼠径ヘルニア、下肢静脈瘤などがあります。

痔は日本人の3人に1人は悩まされているといわれています。まずしっかりとした診察を行い、手術が必要であれば最適な治療法を検討します。古くから行われており今も主流の結紮切除術から、メスを使わず注射で治すALTAジオン硬化療法、痛みの少ないPPH法などを行っています。痔は十人十色であり、その方にあった治療法を相談しながら決めていきます。

鼠径ヘルニア(脱腸)

鼠径ヘルニア(脱腸)は非常に多い疾患で、実は気づいていたが長年放置している方も多いと思います。もちろん癌のように進行して転移したり、命を直接脅かすことはありませんが、やはり疼痛や脱出による不快感などにより日常生活で困ることもありますし、時に脱出した腸が絞扼(こうやく:はまって血流障害を起こす)し、腸を切除しなければいけない場合もあります。必ず手術しなければいけないわけではありませんが、手術は通常安全に行うことができますので、お困りの方はご相談に来て頂ければと思います。現在はメッシュを用いてヘルニア門というヘルニアの原因となる穴を覆う治療が主流で、鼠径部を切開しメッシュを敷くLichtenstein法(海外では主たるやり方)やKugel法、Direct Kugel法から、より痛みが少なく創部の目立たない腹腔鏡下手術(TAPP法)も行っております。どの手術を行なうかは患者さんと相談して決めますが、いずれでもしっかり治すことができます。

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤は下肢の表在静脈の弁が何らかの理由で壊れることで血液がうっ滞し、脚の静脈がコブ状に浮き出ている状態です。こちらも直接は命に関わる病気ではありませんが、放置していると浮腫やびらん、潰瘍などが出現することもあり、ストッキングを履くことである程度症状は抑えられますが、手術をしないと根本的には治りません。当院では血管内治療の「ラジオ波」治療を行っております。手術直後から歩行可能で術後の痛みや炎症、内出血などが少ない最新治療(保険適応)です。以前からずっと行われているストリッピング術や瘤切除もあり、こちらも患者さんと相談しながら治療方針を決定します。

ラジオ波による下肢静脈瘤の血管内治療
ラジオ波による下肢静脈瘤の血管内治療
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