外来診療担当表
一般/予約外来
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 中﨑 澤村(1.8.15.22) <ストーマ外来> |
髙力 赤羽 |
種村 澤村(3.10.17.24) |
中﨑 竹上(11.25) 加藤(4) 倉田〈下肢創傷外来〉 渡部(25) |
髙力(5.19.26) 種村 宮田 |
中﨑 倉田 赤羽(6.27) 髙木(13)【予約のみ】 |
予約再診
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午後 | <ストーマ外来> | 髙力 | ― | ― | 髙力(5.19.26) | ― |
呼吸器外科・乳腺外科
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 【乳腺外科】 長嶺 |
【呼吸器外科】 西田(9.23)【予約のみ】 |
― | ― | 【乳腺外科】 長嶺(5.12.19) |
― |
午後 | 【呼吸器外科】 深井(1.15.29)【予約のみ】 |
― | 【乳腺外科】 長嶺【予約のみ】 |
― | ― | ― |
※()内の数字は医師が診療にあたる日です。
日曜・祝日は休診です。その他の休診日は診療科により異なります。外来診療担当表をご覧下さい。
次週の担当表は こちら(次の週) からご確認下さい。
診療科の特色
外科では、消化器外科(胃癌、大腸癌、肝臓癌、膵臓癌、胆管癌、食道癌などの消化器癌から胆石症、ヘルニア、痔などの良性疾患など)、呼吸器外科(肺癌、縦隔腫瘍、気胸、膿胸など)、乳腺外科(乳癌、良性腫瘍など)、血管外科(下肢静脈瘤、腹部大動脈瘤、下肢動脈閉塞、シャントPTAや再建・造設など)、内分泌外科(甲状腺、副甲状腺など)、外傷外科、救急疾患(創部の処置、膿の切開、壊死性筋膜炎のデブリードマンや足壊疽に対する下肢切断など)、小手術(粉瘤などの皮下腫瘤切除など)など、幅広く診療を行っております。さらに学会発表なども行いながら、常に最新・最善の医療を提供できるよう努力を続けています。
当科の診療には大きく分けて4つの柱(救急医療、日帰り手術、がん治療、血管内治療)があり、それぞれで豊富な実績を残しております。当院は湘南鎌倉総合病院と共に多くの関連施設を持つ湘南外科グループ(SSA:Shonan Surgical Assocciation)の中心的施設です。
救急医療
当院では365日24時間断らない医療として、常に緊急手術に対応できる体制を整えています。夜間・休日や、様々な理由で他の医療機関で断られてしまった場合でも、当院では必ず手術が受けられます。あらゆる状況に対応することができるため、何か困ったことがあれば当科を頼って頂きたいと思います。そのことに私たちは誇りを持っており、またやりがいとして感じております。
日帰り手術
日帰り手術は、当日朝に来院していただき、手術後、夕方もしくは翌日午前中(24時間以内)に帰宅可能です。入院する煩わしさがなく、日常生活の延長で手術を受けられます。当院で受けられる日帰り手術は、痔、鼠径ヘルニア、下肢静脈瘤などがあります。
痔
痔は日本人の3人に1人は悩まされているといわれています。まずしっかりとした診察を行い、手術が必要であれば最適な治療法を検討します。古くから行われており今も主流の結紮切除術から、メスを使わず注射で治すALTAジオン硬化療法、痛みの少ないPPH法などを行っています。痔は十人十色であり、その方にあった治療法を相談しながら決めていきます。
鼠径ヘルニア(脱腸)
鼠径ヘルニア(脱腸)は非常に多い疾患で、実は気づいていたが長年放置している方も多いと思います。もちろん癌のように進行して転移したり、命を直接脅かすことはありませんが、やはり疼痛や脱出による不快感などにより日常生活で困ることもありますし、時に脱出した腸が絞扼(こうやく:はまって血流障害を起こす)し、腸を切除しなければいけない場合もあります。必ず手術しなければいけないわけではありませんが、手術は通常安全に行うことができますので、お困りの方はご相談に来て頂ければと思います。現在はメッシュを用いてヘルニア門というヘルニアの原因となる穴を覆う治療が主流で、鼠径部を切開しメッシュを敷くLichtenstein法(海外では主たるやり方)やKugel法、Direct Kugel法から、より痛みが少なく創部の目立たない腹腔鏡下手術(TAPP法)も行っております。どの手術を行なうかは患者さんと相談して決めますが、いずれでもしっかり治すことができます。
下肢静脈瘤
下肢静脈瘤は下肢の表在静脈の弁が何らかの理由で壊れることで血液がうっ滞し、脚の静脈がコブ状に浮き出ている状態です。こちらも直接は命に関わる病気ではありませんが、放置していると浮腫やびらん、潰瘍などが出現することもあり、ストッキングを履くことである程度症状は抑えられますが、手術をしないと根本的には治りません。当院では血管内治療の「ラジオ波」治療を行っております。手術直後から歩行可能で術後の痛みや炎症、内出血などが少ない最新治療(保険適応)です。以前からずっと行われているストリッピング術や瘤切除もあり、こちらも患者さんと相談しながら治療方針を決定します。


【ラジオ波による下肢静脈瘤の血管内治療】
治療実績 | ||||
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2017年 | 2018年 | 2019年 | ||
痔核手術 | 59(23) | 81(30) | 70(35) | |
鼠径ヘルニア手術 | 250(79) | 252(52) | 211(36) | |
下肢静脈瘤手術 | 179(174) | 126(113) | 111(100) | |
ストリッピング | 79(75) | 69(63) | 51(46) | |
ラジオ波 | 13(13) | 14(14) | 31(27) | |
腹腔鏡下胆嚢摘出手術 (通常2泊3日) |
141(0) | 156(10) | 153(0) | |
シャント造設術 | 60(38) | 80(35) | 89(46) | |
シャント不全治療 | 311(288) | 398(355) | 414(377) |
※各件数は、当院外科全体の実績です
※( )は、全件数のうち日帰り手術の件数です。
がん治療
がん治療については、手術前では全症例外科全体でカンファレンスを開催し、治療方針や術式や注意点、問題点など活発に議論し、すべてが最善になるように心がけています。消化器外科では腹腔鏡下手術はすでに主流となっており、胃癌や大腸癌に関しては適応があれば腹腔鏡で行います。乳腺外科では、エコー(超音波)、マンモグラフィーはもちろん、3テスラMRI、エコー下マンモトーム生検等の最新機器に加え、病理診断科や臨床検査技師、放射線科との連携により乳癌の確実な診断に努めています。治療に関しては生検など各種検査結果をもとに全摘や乳房温存、センチネルリンパ節生検等を行います。
シャントケア
透析導入のためのシャント造設はもちろん、シャント狭窄時のPTA(血管拡張)、シャント閉塞時の血栓除去、シャント再建といったトラブルにもできる限り最短で対応いたします。脱血不良、静脈圧高値、狭窄音などはもちろん、シャント瘤、シャント感染、パーマネントカテーテル作成、動脈表在化など、シャントに関してお困りでしたら、いつでもご相談ください。治療後はもとの透析施設にお戻り頂くことが原則ですが、もし困難なら当院で透析を受けて頂くことや、入院して頂くことも可能です。
当院のシャントケアセンターでは、24時間365日スタッフが待機し、即日受入れ対応しております。必要に応じて入院対応も可能となっておりますので、いつでもご相談下さい。
シャントPTA・血栓除去術 実績
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017年 | 23 | 19 | 25 | 32 | 21 | 37 | 26 | 30 | 21 | 30 | 30 | 48 | 342 |
2018年 | 34 | 20 | 31 | 41 | 34 | 25 | 35 | 32 | 38 | 36 | 36 | 38 | 400 |
2019年 | 35 | 18 | 40 | 26 | 36 | 42 | 39 | 31 | 37 | 36 | 34 | 38 | 412 |



湘南外科グループについて
湘南外科グループの外科研修は、湘南藤沢徳洲会病院(旧:茅ヶ崎徳洲会総合病院)が中心となって、General surgeon(一般外科医)を育てるためにアメリカ式の教育プログラムを取り入れて研修を行ったのが始まりであり、卒後3年目から6年目までの一般外科専門研修プログラム(日本専門医機構および日本外科学会による専門医育成プログラムに準拠する)が組まれています。初代チーフレジデントを輩出してから30年が経過した現在は、湘南鎌倉総合病院や当院を基幹病院として北は仙台から南は奄美大島まで多くの病院が連携し、地域医療を支えながら総合外科医を育てるための研修プログラムを実践しており、これまで50名以上のチーフレジデントが当プログラムを卒業しています。日々の診療の中で、患者さんから多くのことを学ばせて頂き、各疾患の医学的知識と外科治療技術の研鑽を怠ることなく日々精進して、「メスの持てる(手術のできる)内科医(総合診療医)」であることを理想とするgeneal surgeonを育てる組織です。

医師紹介
-
髙力 俊策院長専門分野一般外科、災害医療経歴1999年卒 佐賀大学専門医・認定医等
- 日本外科学会外科専門医
- 日本救急医学会救急科専門医
- 日本血管外科学会
- 日本消化器外科学会
- 日本消化器内視鏡学会
- 日本臨床外科学会
- 学会認定・自己血輸血責任医師
- 米国外科学会ATOMインストラクター
- 日本外傷診療研究機構JATECインストラクター
- NPO法人TMATインストラクター
- 兵庫医科大学臨床教育准教授
- 厚生労働省認定臨床研修指導医
- 身体障害者福祉法第15条指定医(ぼうこう又は直腸機能障害)
- 身体障害者福祉法第15条指定医(小腸機能障害)
- 神奈川県 難病指定医
-
中﨑 晴弘部長専門分野消化器外科、一般外科経歴1980年卒 東邦大学専門医・認定医等
- 医学博士
- 日本外科学会外科専門医
- 日本外科学会指導医
- 日本消化器外科学会消化器外科専門医
- 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
- 日本消化器外科学会指導医
- 日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医
- 日本大腸肛門病学会指導医
- 日本臨床腫瘍学会暫定指導医
- 日本臨床外科学会評議員
- 日本低温医学会理事
- 厚生労働省認定臨床研修指導医
- 身体障害者福祉法第15条指定医(ぼうこう又は直腸機能障害)
- 身体障害者福祉法第15条指定医(小腸機能障害)
- 神奈川県 難病指定医
-
種村 宏之部長専門分野消化器外科経歴1991年卒 東邦大学専門医・認定医等
- 日本外科学会外科専門医
- 日本消化器外科学会消化器外科専門医
- 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
- 日本消化器外科学会指導医
- 日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医
- 日本大腸肛門病学会指導医
- 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
- 日本臨床外科学会評議員
- 日本医師会認定産業医
- ICD制度協議会インフェクションコントロールドクター(ICD)
- 厚生労働省認定緩和ケア研修指導者講習会修了医
- 厚生労働省認定緩和ケア研修会修了医
- 厚生労働省認定臨床研修指導医
- 身体障害者福祉法第15条指定医(ぼうこう又は直腸機能障害)
- 神奈川県 難病指定医
-
小銭 太朗部長、日帰り手術センター長専門分野一般外科、血管外科、介護支援専門員経歴1992年卒 山梨医科大学専門医・認定医等
- 日本外科学会外科専門医
- 日本救急医学会
- 日本静脈学会
- 日本医師会認定産業医
- 厚生労働省認定臨床研修指導医
- 身体障害者福祉法第15条指定医(ぼうこう又は直腸機能障害)
- 身体障害者福祉法第15条指定医(肝臓機能障害)
- 神奈川県 難病指定医
-
長嶺 信治部長(乳腺外科)専門分野乳腺甲状腺経歴1992年卒 琉球大学専門医・認定医等
- 日本外科学会外科専門医
- 厚生労働省認定緩和ケア研修会修了医
- 日本消化器外科学会認定医
- 日本乳癌学会乳腺専門医・指導医
- マンモグラフィー読影認定医
- 日本乳房オンコプラスティックサージャリ―学会責任医師
- 日本緩和医学学会
- 日本乳癌学会
- 日本乳癌検診学会
- 日本臨床外科学会
- 日本癌治療学会
- 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
-
倉田 修治医長専門分野一般外科経歴2010年卒 京都府立医科大学専門医・認定医等
- 日本外科学会外科専門医
- 日本血管外科学会
- 日本脈管学会
- 日本フットケア・足病医学会
- 日本消化器外科学会
- 日本内視鏡外科学会
- 日本大腸肛門病学会
- 日本臨床外科学会
- 日本連合外科学会
- 日本IVR学会
- 日本臨床救急医学会
- 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医
- 日本消化器病学会
- 日本消化器内視鏡学会
- 日本乳癌学会
- 身体障害者福祉法第15条指定医(ぼうこう又は直腸機能障害)
- 身体障害者福祉法第15条指定医(小腸機能障害)
- 腹部ステントグラフト実施医
- 厚生労働省認定緩和ケア研修会修了医
- 神奈川県 難病指定医
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澤村 直輝医長専門分野一般外科、救急総合診療経歴2012年卒 愛媛大学専門医・認定医等
- 日本外科学会外科専門医
- 日本脳卒中学会承認脳梗塞rt-PA適正使用講習会修了医
- 厚生労働省認定緩和ケア研修会修了医
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赤羽 祥太医員専門分野一般外科、救急医学経歴2012年 浜松医科大学専門医・認定医等
- 日本外科学会外科専門医
- 日本救急医学会救急科専門医
- 日本集中治療医学会認定集中治療専門医
- 日本消化器外科学会消化器外科専門医
- 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医