申し送り
午前の患者さんの入室
医療機器を通して医療に携わりたいと思い、臨床工学技士を目指しました。当院は急性期総合病院であると同時に透析ベッドを50床保有し、急性期から慢性期まで横断的に代謝・循環・呼吸すべての分野に従事できると考えました。
医療現場は、学生時代に想像していたものとは大きく異なりました。「教科書や参考書に出てくる医療機器がたくさん並んでいる場所」ではなく、「医療機器を使用して患者さんに治療を行なっている場所」なのだと気づいたときに、自分の思う臨床工学技士像が全く変わりました。患者背景は十人十色。なぜこの医療機器が必要なのか、どんな治療条件で行なうべきかなど幅広い知識を身に着け、それぞれの患者さんに合った、適切で安全な医療を提供できるように努力していきたいです。
職場は、皆が優しく話しやすく、先輩や看護師の方々にも分からないことはすぐに聞ける環境です。
適切で安全な透析治療が行なえるように、積極的に意思疎通を図るよう心掛けています。
早い段階から、外来、入院問わず、多くの患者さんの透析治療に幅広く関わることができます。大変なことも多々ありますが、任される業務も増え、自分の成長が実感できます。
手術・内視鏡・呼吸器など他部門の先輩と関わる機会も頻繁にあり、質問・相談できる環境です。
治療終了後の抜針・止血の際、患者さんから「君がやってくれると痛くないし、再出血もないからいつも安心だよ。」と、言っていただいたことです。
入職当初、透析開始準備や各種チェック作業に、先輩方の2倍の時間がかかっていました。どうすればもっとミスなく、早くできるのか非常に苦労しました。
腎臓病センターで血液浄化業務を行なっています。透析開始準備(プライミング:血液回路と血液浄化器の洗浄・充填、透析液濃度測定など)から、穿刺のための介助、返血が主な業務です。また、ICUや病棟での透析治療にむけてのトレーニングを開始しています。
申し送り
午前の患者さんの入室
穿刺介助
セカンドチェック(器械の確認)
受持ち患者さんの治療条件、設定流量などを1台ずつ確認
器械室にて透析機器の確認①
透析液の粉末を補充し、器械の圧力・温度・データ等を確認
午後の準備
昼休み
器械室にて透析機器の確認②
手指衛生が適切に実施されているか院内をラウンドします。
返血作業
器械室にて透析機器の確認③
穿刺介助、翌日の準備
臨床工学技士(常勤)
上記資格取得者、資格取得見込みの方
不問
8:30-17:00
4週8休(交替制)、有給、特別休暇、年間休日110日
大卒 185,600円
短大・専門卒 184,200円
調整手当 基本給の2%
技師手当 8,000円〜
扶養手当 16,000円(配偶者)5,000円(子供)※3人目からは2,000円
住宅手当 借家の場合30,000円を上限として住宅費の半額援助有
通勤費 全額支給(100,000円まで)その他
年2回(7月、12月)
年1回
健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険あり・職員互助会あり・医療費減免制度あり