外来化学療法とは?
外来化学療法とは?
がん治療の3本柱は手術、放射線治療、化学療法ですが、患者さんの状態や病期(ステージ)に応じてこれらの治療方法を選択していくことになります。このうち、化学療法は抗がん剤を適切に使用して、がんを抑えていく治療です。
抗がん剤治療というと「入院が必要」「副作用が辛い」「生活が制限される」などのイメージを持たれやすいと思われます。確かに一昔前はそうだったかもしれませんが、現在では「いかに自分の生活パターンを続け、抗がん剤治療を生活の一部に組み入れていくか」がポイントになっています.外来化学療法室はそれをモットーに外来通院で抗がん剤治療を円滑に行うための専門の治療室です。
めざすところ
「がん」と診断されて治療を受けることは非常に重いことですが、しっかりとした抗がん剤治療を提供させていただき、少しでも安心して日々の生活が送れるように協力させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
担当看護師より
外来化学療法は、入院ではなく外来通院で治療が受けられます。仕事・家事・育児をしながらリラックスして治療を受けられる空間を提供できるよう心がけております。
患者様の中には「こんな昼間に堂々と寝れるなんて」と昼寝が出来ると言って喜んで治療に臨む人、「他の人には話せないからさ」と言って話をしてストレス解消していく人、BGMに合わせて鼻歌(手作りマイクあります)が出てしまう人、など色々な患者様が来られます。
私達はここに来られる患者様の辛さが少しでも改善できたらいいな、治療をしながらでも、今までの趣味や旅行が続けられたらいいな、それが出来なくなっても、できそうな楽しみを一緒に見つけて、楽しく幸せな時間を長く続けられたらいいなと思っています。
抗がん剤をやりましょうと言われても、決して辛いことばかりではありません。私達が何かお手伝いさせて頂きます。よろしくお願いします。