リハビリ室から就活生へのメッセージ
「同じこと」を繰り返す、それがリハビリ。
リハビリには一発逆転の裏技は存在しません。
来る日も来る日も、繰り返し同じことを練習します。
それが幸せへの近道と信じるからです。
特殊な技術や特別な方法、一気の打開・・・。
ことリハビリテーションに関して言えば、きっとそこに答えはありません。
「もう一度」と言ってそっと背中を押す右手。
これを超える確かな手技はありません。
一流とは、この繰り返しを手抜きせずできる人のこと。
奇をてらわずゆっくりと着実に成長できる、そんな人材を探しています。
とはいえ、技は大事。プロとして
伝統ある老舗の料亭ほど、新しい技術の獲得に熱心だという話があります。
毎日繰り返すことが最も大事。
だけれども、そこに新しいひと手間を加えることで、
新たな価値や感動を生み出すのだというのです。
我々の仕事も全く同じ。
毎日続けることと、日々チャレンジすることは両立しなければならない。
新しい知識や技術の獲得のための努力を惜しまない、
そんな人材でなければ、所詮いつかは淘汰されます。
我々はそんなプロを目指す人材を求めています。
「本当のところ」を確かめる。それがEBM。
先輩から教わった、あるいは伝統的に行われてきた技術の中には、
現在では全く用いられなくなったものもあります。
自分が現在行っていること、業界としての通説、
最近はやりの教え、に批判的な目を向けること。
この批判的な目がEBM(evidence based medicine)です。
その時一番正しいと考えられることに敏感であることが何より求められます。
そして、この批判的な目は何より自分を向いていなければなりません。
そうでなければ患者様が迷惑してしまうからです。
自己に向けた批判的な目を我々は謙虚と呼び、これを何よりも大切にしています。
真摯に、謙虚に、それでいて挑戦的に。。
そんなワクワクする仕事ができる人材を私たちは求めています。
知恵を集めるために「チームを作る。」
神の手とか、カリスマとか、それはあるに越したことはないのですが…。
なかなか一朝一夕にはいかないのも事実です。
確かに、たった一人のspecialな能力に頼るのも手ですが、
チーム全体のlevel upを目指すのも一つの戦略。
特に若いスタッフを多く抱える私たちにとって、
良きチームを作ることは必然でした。
いわゆるチューター制度や屋根瓦方式といった教育システムを使って
個の力を、そして、チームの力を
最大限まで引き上げることに全力を傾けています。
私たちは、そんな戦えるチームを一緒に作ってくれる人材を探しています。
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