タイミング法

当院でのタイミング法

排卵前にタイミングを合わせて、性交渉の機会を持つ治療になります。1周期あたりの妊娠率は5〜6%程度です。
基礎体温表や、エコー検査、採血の結果から、正確な排卵日をお伝えします。最も妊娠しやすいタイミングは、排卵の1-2日前です。排卵後は妊娠率が下がってしまうため、早めからタイミングを取り始めることが重要です。

具体的な方法

  1. 月経10日目前後からエコーで卵胞モニタリング開始
  2. 14〜20mmを超えたところで、タイミングの日程を指示(注射や点鼻薬を使うことがあります)
  3. 実際にタイミングを取ってもらう
フローチャート

注意点

  • 排卵日調整のため、HCG注射を行うことがあります
  • 排卵前日にこだわらず、日程が決まったら複数日タイミングを取りましょう
    (排卵予測より早く排卵してしまうこともあります)
  • 排卵後のタイミングでは、急激に妊娠率が下がります
  • 月経開始予定日から、1週間経っても月経が来ない場合、妊娠検査をしましょう
  • 性交渉が行えない場合、シリンジ法も試してみてください
    (シリンジ法:体外へ射出した精子を腟内へ注入する方法。専用の製品が市販されています)
診療科・部門