お知らせ

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永田充医師の胃がんのESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)に関する論文が、GIE (Gastrointestinal Endoscopy)にアクセプトされました。

永田充医師の胃がんのESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)にする論文が、GIE (Gastrointestinal Endoscopy)にアクセプトされました。
タイトルは以下の通りです。

Comparing a conventional and a spring-and-loop with clip traction method of endoscopic submucosal dissection for superficial gastric neoplasms: a randomized controlled trial (with videos)

この論文では、胃がんの切除方法であるESDにかかる時間を短縮するための方法を述べています。
従来のESDの方法と、S-Oクリップという処置具を用いた方法をランダム化比較試験で検討した結果、従来のESDの方法を用いた群ではESD施行時間(中央値) 52.6分だったのに対して、S-Oクリップ使用群では29.1分と、統計学的に有意に短縮しました。
ESDにかかる時間が短縮することで、患者様への負担を軽減することが出来ます。また、ESDの難易度が下がるため、穿孔などの合併症の予防の観点からも有用な方法と考えております。
下記からアクセスし、無料で論文・動画をご覧いただくことが出来ます。

・DOI:https://doi.org/10.1016/j.gie.2020.09.049

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