MRI融合標的生検

MRI融合前立腺針生検システム「KOELIS TRINITY(コエリス トリニティ)」を導入しました

前立腺生検をより高い精度で行うため、2023年9月よりMRI融合前立腺針生検システムを導入しました。
超音波はリアルタイムで前立腺の輪郭を捉えられることから生検時に使用されます。しかし、MRIに比べて病変を捉えにくいため、検査中に標的部位(ターゲット)が確認できないことが少なくありません。その場合は、術者が部位をイメージして、当たりをつけて組織を採取しています。そのため、標的部位が小さい、もしくは針の刺入部から遠い位置にある症例では、高い診断精度が得られないことがあります。

今回導入した、MRI・超音波融合標的生検システム「KOELIS TRINITY(コエリス トリニティ)」は、高解像度のMRI画像と超音波画像を融合(フュージョン)させ、前立腺がんが疑われる部位を3D超音波画像で描出することができます。そのため、疑わしい場所から正確に組織を採取することが可能になりますので、より高い癌検出率の向上が期待できます。

前立腺生検は、採取された組織を調べて悪性度を判断しています。前立腺癌は、命にかかわる悪性度の高いものから、治療を必要としない悪性度の低いものまで様々です。個々の患者様に過不足のない適切な治療を行うことが、前立腺癌の治療において重要です。MRI融合前立腺針生検による高い検出率と局在診断が、必要な治療の提供に繋げることができると期待されます。

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