腰椎椎間板ヘルニアの痛み治療

腰椎椎間板ヘルニアの痛み治療

椎間板ヘルニアは、20~40代の比較的男性に多い疾患です。椎間板はその中心にある髄核とそれが椎間板外に飛び出さないようにするための硬い線維輪とで成りたっています。若年者の椎間板ヘルニアは、重いものを持ったり・大きなくしゃみをした時など椎間板にかかる圧力が増大し髄核が椎間板外に膨隆や脱出しておこります。症状としては、急激におこる腰下肢に響くような激痛であることが多く、日常生活が難しくなります。

中高年の場合も若年者と同様の機序おこりますが、この他の原因として髄核の変性や線維輪の脆弱化が挙げられます。これらの治療の効果がない場合、手術となる可能性があります。

経皮的椎間板減圧術(LDISQ)について

皮膚から針を刺し、最小侵襲のデバイスを使用して、椎間板を効率に焼灼して、椎間板内圧を下げることにより、神経への圧迫を減らし、痛みを早く緩和する治療法です。手術時間は1時間程度で終わります。手術中の神経障害のリスクを減らすために、鎮静は行いません。術後一時的に腰痛が悪化することがあります。この治療は慢性期の椎間板ヘルニアにも効果が認められます。

経皮的椎間板減圧術(LDISQ)について
使用するデバイスは以下の3つです。

使用するデバイス

この治療の入院から退院までのおおまかな流れ

1 .手術前日に入院していただきます。

2. 手術日当日朝から感染予防の抗生剤を飲んでいただきます。抗生剤は3日間内服してもらいます。

3. 手術は1時間くらいかかります。通常はうつ伏せの姿勢で行います。

4. 術後、トイレ歩行は可能ですが、できるだけベット上安静が必要です。

5. 2日間、痛みの悪化がないことを確認して退院となります。

*この治療の専門外来:月曜・火曜・木曜の14時から15時30分まで、痛みセンターで問診・診察し、この治療が必要かどうか判断します。
予約診察のみで予約外は受け付けていません。必ず予約センターで予約してください。

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