平成27年度 医)徳洲会 湘南藤沢徳洲会病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 448 178 230 462 753 1039 2009 2977 2258 507
年齢階級別退院患者数
2015年度の退院患者数を年齢階級別に集計を行っています。
60歳以上の占める割合が全体の71.4%、うち80歳以上の方は25.5%と、高齢者の占める割合が高率となっており、若い年代である40歳代以下の割合は19.1%となっています。
60歳代以上の高齢者においては、狭心症等虚血性心疾患、肺炎、脳梗塞が多数を占め、80歳代以上では虚血性心疾患に加え、誤嚥性肺炎、股関節骨折が上位を占めます。40歳代以下では肺炎気管支炎、虫垂炎、卵巣良性腫瘍が上位を占めています。


診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x099000x 脳梗塞(JCS10未満) 172 21.2 15.8 7.6 75.3
110310xx99x00x 腎臓または尿路の感染症 137 14.4 12.6 4.4 77.9
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 136 20.6 21.7 9.6 83.7
内科では60歳代以上の高齢者が全体の84.8%を占め、80歳代以上が49.0%となっており、一段と高齢者率が高くなっています。
診療領域は上位3疾患が脳梗塞、尿路感染症、誤嚥性肺炎、ついで心不全となっており、総合診療内科として幅広い総合診療領域を担っています。
救急搬送を積極的に受け入れている当院では重要な役割を果たしています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx0200xx 胆嚢水腫、胆嚢炎等 130 4 7.8 0.0 57.7
050180xx97xx0x 静脈・リンパ管疾患 110 1.3 3.5 0.0 65.6
060150xx03xx0x 虫垂炎 106 3.9 5.6 0.0 41.9
外科は、日帰り手術、短期滞在手術に古くから取り組んでおり、実績があります。手術件数全体の3割が緊急手術となっており、透析患者さんのシャントトラブルに対する緊急手術、虫垂炎に対する緊急手術が上位を占めます。
またその一方で、結腸がん、胃がんをはじめとした消化器がんの手術も数多く行っており、化学療法、放射線科における放射線治療もあわせて、がんに対する総合的な治療が可能な体制をとっています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 552 2.1 3.1 0.5 69.8
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術あり 433 3.9 4.9 0.2 71.7
050210xx97000x 除脈性不整脈 58 8.4 11.8 1.7 80.8
循環器内科では虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)に対する治療が上位を占めています。心臓を取り巻く血管(冠動脈)が狭窄し、心筋に十分な血液を送れなくなった状態を、細いカテーテルを用いた経皮的冠動脈ステント留置術、経皮的冠動脈形成術により拡張し、血流を再開させます。
開胸手術でなく治療が出来るため、体への負担も少なく、入院期間も短いメリットがあり、当病院では入院期間は概ね2~4日程度となっています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 65 17.6 14.3 1.5 74.4
040110xxxx0xx 間質性肺炎 44 27.2 20.6 0.0 71.7
040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 39 10.0 13.4 0.0 68.4
呼吸器内科では60歳代以上の高齢者は72.1%、80歳代以上は24.3%高めとなっています。肺炎が一番多くなっており、高齢者であるほど重症度も高くなる傾向があり、平均在院日数が長めの傾向となっています。肺癌、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群などの患者さんの診療をしており、超音波気管支鏡ガイド下経気管支吸引針生検(EBUS)など最新の検査も行っております。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060050xx99x00x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 105 8.7 10.6 0.0 64.3
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 88 13.1 12.0 1.1 73.7
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 48 9.3 11.0 2.1 69.9
消化器内科は、肝臓、胆のう、膵臓領域の診療を行う肝胆膵内科チーム、内視鏡を中心とした消化器内科チームとが連携しながら診療を行っています。
肝胆膵領域ではTAE(動脈塞栓術)等IVR治療、ラジオ波焼灼、化学療法、放射線科での放射線治療、外科との連携による手術治療と幅広く集学的治療を行っています。
内視鏡治療では、消化管止血術をはじめ、EMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)、EST(内視鏡的乳頭切開術)等緊急対応も含め積極的に行っています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070140xx99x1xx 脳性麻痺 25 2.4 16.3 0.0 65.5
01021xxxx1x0x 認知症 14 5.1 18.7 0.0 79.4
010160xx99x10x パーキンソン病 14 6.5 21.5 18.1 73.8
神経内科での上位3疾患は脳性麻痺、認知症、パーキンソン病となっています。上記についで虚血性脳血管障害(脳梗塞、一過性脳虚血発作)、運動ニューロン疾患、てんかん、顔面神経障害等多岐にわたっています。痙性麻痺に対してはバクロフェン持続髄腔内投与療法(ITB療法)を行っており、手術によって体内に植え込んだポンプから、持続的に少量ずつバクロフェンを脊髄周囲へ直接投与し、症状をやわらげる治療を行っています。
内分泌・糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く) 224 11.3 15.3 0.0 67.6
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 14 23.8 14.2 7.1 53.9
100060xxxxxxxx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く) 10 10.3 14.3 0.0 50.9
糖尿病内科は、糖尿病療養指導士である看護師および管理栄養士とチーム体制により患者さんの生活習慣の見直しや、血糖コントロールの改善を目標に診療を行っています。内分泌・糖尿病内科では糖尿病教育入院が最も多く、患者さんに対し血糖コントロール、食事、運動等について短期間で集中的な教育を行っています。次に多い疾患が、糖尿病の急性期症状のひとつである糖尿病性ケトアシドーシスです。これは、血糖値を下げるホルモン「インスリン」の急激な不足により、極度の高血糖状態となり発症します。基本的な治療としては、十分な補液や電解質の補充、インスリンの適切な投与を行います。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)腰部骨盤、不安定椎 190 17.3 23.3 1.4 71.2
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 164 31.3 28.7 31.3 82.7
070180xx97xx0x 脊椎変形 78 20.1 22.5 1.3 45.9
整形外科領域では、脊椎領域を担当する脊椎側彎症外科、股関節治療および一般整形を担当する整形外科が診療を行っており、上位3疾患は脊柱管狭窄、股関節大腿近位骨折、脊椎変形となっています。脊椎領域では内視鏡を用いて脊椎側彎症手術を行う等、低侵襲な手術を行っています。股関節領域では寛骨臼回転骨切り術や人工股関節全置換術などの手術と、その前後のリハビリテーションをチーム医療として行っています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 37 13.9 11.9 2.7 79.6
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 23 13.7 7.5 7.6 63.8
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 16 3.3 3.2 0.0 59.4
脳神経外科領域は脳血管障害、脳腫瘍、脊椎・脊髄疾患、頭部外傷、先天奇形、機能的疾患など多岐に渡ります。当院での上位3疾患は非外傷性硬膜下血腫、頭蓋・頭蓋内損傷、未破裂脳動脈瘤となっており、以下頭蓋内損傷、脳血管障害、くも膜下出血と続きます。当院では脳神経外科領域において従来の脳神経外科と脳血管疾患の外科治療に特化した脳血管外科の体制をとっております。外科治療には開頭血腫除去術やクリッピング術、頚動脈血栓内膜剥離術、バイパス術などの直達手術と、経皮的脳動脈瘤コイル塞栓術や頚動脈ステント留置術、血管形成術、緊急血栓回収療法などの脳血管内治療の、大きく二つに大別されますが、一つの治療に偏ることなく、それぞれの特徴を生かし、年齢や基礎疾患、全身状態などを鑑みた上で、適切な治療法を選択します。また、頭頚部腫瘍(頭蓋内腫瘍を含む)脳動静脈奇形に対しては、脳神経外科医による放射線治療を行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 117 1.2 2.9 0.0 55.5
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 79 10.2 14.0 0.0 67.9
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 67 5.9 7.6 0.0 73.5
泌尿器科では尿路結石に対し、ESWL(体外衝撃波腎・尿管結石破砕術)による破砕治療を受ける患者さんが最も多くなっています。前立腺がんが疑われたときに行われる前立腺針生検の患者が、本来では最も多いところですが「短期滞在手術基本料」の対象であるため、本集計では対象外となります。前立腺の悪性腫瘍に対しては、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を用いた腹腔鏡手術を行っています。人間の手ではできないmm単位の繊細な操作が可能となり、出血の少ない低侵襲の手術を実現しています。膀胱腫瘍では、TUR-Bt(経尿道的膀胱腫瘍切除術)を受ける患者さんが多くなっており、腎結石や尿管結石に対する手術TUL(経尿道的尿路結石除去術)を受ける患者さんがこれに続いております。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 68 4.0 6.5 0.0 38.0
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 24 7.0 10.2 0.0 46.9
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 16 23.1 20.9 0.0 30.4
産婦人科では良性の卵巣腫瘍が最も多く、腹腔鏡での手術を主として行っています。ついで子宮筋腫の患者さんが多くなっており、手術療法では膣式、腹式、子宮鏡下、筋腫核出術、また対症療法、ホルモン療法の選択肢もあり、相談のうえ行っています。また、子宮がん、卵巣がんの診断、治療にも対応しています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満) 78 5.6 5.7 0.0 2.4
040100xxxxx00x 喘息 44 5.7 6.3 0.0 4.2
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出世維持体重2500g以上) 36 7.2 6.2 6.6 0.0
小児科では肺炎や気管支喘息といった小児呼吸器疾患の症例が多くなっています。肺炎の患者さんの平均年齢は2.4 歳となっています。
産科病棟と小児病棟は同階に配置しており、低出生体重児等新生児の入院にも対応しています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 136 7.6 9.0 0.7 68.6
080011xx99xxxx 急性膿皮症 67 8.9 12.0 0.0 66.8
080100xxxxxxxx 薬疹、中毒疹 - 8.7 11.6 0.0 52.3
皮膚科では帯状疱疹の患者さんが最も多く入院されています。入院治療を行う皮膚疾患は帯状疱疹や水痘、カポジ水痘様発疹症、蜂巣織炎、皮膚癌、薬疹、皮膚潰瘍、褥瘡、皮膚リンパ腫、乾癬、痒疹など多彩です。手術治療も行っており、H27年度の手術件数は127件、多くは皮膚皮下腫瘍摘出となっています。

※病院情報公表の集計条件に基づき、10症例未満の数値は、ー(ハイフン)としています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 24 3.5 5.9 0.0 31.0
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く) - 3.5 5.1 0.0 39.3
180060xx97xxxx その他の新生物 - 3.7 6.8 0.0 34.5
顔面損傷では、鼻、頬、顎など顔面骨折を治療しており、鼻骨骨折整復固定術が最も多くなっています。


※病院情報公表の集計条件に基づき、10症例未満の数値は、ー(ハイフン)としています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 17 22.6 29.8 16.7 74.8
050161xx9900xx 解離性大動脈瘤 手術なし 16 13.0 18.7 0.0 76.9
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む) 15 18.1 25.7 0.0 67.5
主な対象疾患として、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞、心筋梗塞後合併症)、心臓弁膜症、大動脈疾患(胸部・腹部大動脈瘤、大動脈解離など)、末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症など)の手術治療を担当しています。解離性大動脈瘤が最も多くなっており、弁膜症、狭心症と続きます。病気の性質上、急に発症し、緊急手術が必要となる場合がありますが、緊急手術にも積極的に対応しています。多くは5時間を超える手術となりますが、全国平均よりも短い日数で退院されています。
麻酔科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 33 29.2 21.5 13.3 81.1
160990xx99x0xx 多部位外傷 手術なし - 24.0 18.9 0.0 83.1
070343xx99x20x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし - 11.1 6.7 0.0 76.0
麻酔科では、手術時の麻酔を行う以外に疼痛コントロール目的での入院治療を行っております。

※病院情報公表の集計条件に基づき、10症例未満の数値は、ー(ハイフン)としています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020210xx99xxxx 網膜血管閉塞症 手術なし - 9.5 4.4 0.0 79.0
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり - 2.0 3.4 0.0 79.0
020290xx99xxxx 涙器の疾患 手術なし - 11.0 7.3 0.0 78.0
眼科で最も多い症例は白内障手術となっております。「短期滞在手術基本料」の対象であるため、本集計の対象外となります。H27年度の白内障手術は160例となっており、眼科手術症例の62.5%となっています。

※病院情報公表の集計条件に基づき、10症例未満の数値は、ー(ハイフン)としています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 51 13 11 59 7 26 1 7
大腸癌 32 37 44 33 6 27 1 7
乳癌 6 22 4 0 0 8 1 7
肺癌 6 10 34 43 8 39 1 7
肝癌 11 16 9 7 1 95 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大がんについて、集計期間に入院治療を行った、初発患者の病期分類による延べ患者数、再発患者の延べ患者数を示しています。初発の UICC 病期分類別、および再発に分けて集計しています。 UICC 病期分類とは、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節転移の程度、③遠隔転移の有無の3つのカテゴリによって、各がんをⅠ期(早期)からⅣ期(末期)の 4病期(ステージ)に分類するもので、StageIVが最も進行していることになります。「初発」とは、自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合です。「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了したあと、自施設にて患者を診療した場合や、治療癌寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合です。当院では大腸がんが最も多く、2番目が胃がん、ついで肝がんと肺がんがほぼ同数となっています。胃がん、大腸がんにおいては内視鏡的治療(粘膜下層剥離術など)等早期の治療も行っておりStageⅠの件数が多いと考えられます。また、肝癌の再発件数が多いのは、TAE(肝動脈塞栓術)目的の繰り返しの入院が多い事が要因と考えられます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 27 9.3 54.5
重症度 1 58 13.7 82.3
重症度 2 22 19.5 81.7
重症度 3 8 20.6 78.8
重症度 4 6 27.2 84.7
重症度 5 0 0 0
不明 0 0 0
市中肺炎とは、 普段の社会生活の中でかかる肺炎のことであり、日本呼吸器学会、成人市中肺炎診療ガイドライン、肺炎重傷度分類の定義に基づき、入院時の状態から重傷度を決定し、集計を示しています。患者数は中等症が最も多く、「中等症」以上の患者さんの平均年齢は70歳代後半から80歳を超えています。高齢者の方ほど重症化しやすく、重症度が上がるごとに長い治療期間を要することが想定されます。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 38 5.7 72.3 -
その他 10 6.8 70.5 -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 246 25.1 75.6 19.0
その他 45 33.0 74.1 4.8
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - 68.7 -
その他 23 7.6 68.7 -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - 27 50.0 100
その他 - - 62.0 -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 - 2.0 43.0 -
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 - - - -
その他 - - - -
ICDとは、国際的な統計基準として世界保険機関(WHO)によって公表された病名分類のことで、死因や疾病の統計などに関する国際的な比較や、診療記録の管理などに活用されています。ICD-10とは、1990年に国際統計協会により制定された第10版のことをと言います。
脳梗塞の病型別の患者様について、患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計したものです。脳血管疾患は死亡原因の上位に位置する疾患であり、脳梗塞の場合、早期に治療を行うことが重要とされており、発症3日目以内の急性期脳梗塞の患者さんは全体の約66.7%となっていました。

※病院情報公表の集計条件に基づき、10症例未満の数値は、ー(ハイフン)としています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 205 0.1 0.87 0.0 65.2
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 135 0.16 2.81 0.0 57.1
K6171 下肢静脈瘤手術(抜去切除術) 110 0.0 0.13 0.0 64.9
外科は、日帰り手術、短期滞在手術に古くから取り組んでおり、実績があります。2015年度の外科手術件数は1980件となっており、短期滞在手術が上位を占める一方で、結腸がん、胃がんをはじめとした消化器がんの手術も行っており、化学療法、放射線科における放射線治療もあわせて、がんに対する総合的な治療が可能な体制をとっています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 335 1.0 3.4 0.6 71.3
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 36 1.5 4.0 7.1 74.9
K597-2 ペースメーカー交換術 33 0.4 4.3 0.0 80.8
循環器内科では、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)に対する経皮的冠動脈ステント留置術を含む、PCIが最も多く行われています。経皮的冠動脈治療では、血管内にカテーテルという細い管を挿入し、血管の内側から狭窄部を拡張する手術です。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6152 血管塞栓術(選択的動脈科学塞栓術) 89 2.1 10.7 2.2 73.3
K654 内視鏡的消化管止血術 63 0.3 11.2 1.6 70.7
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 34 3.2 19.5 2.9 78.0
消化器内科で最も多い手術は、血管塞栓術です。肝動脈を止めることで肝がんに供給される血液を止め、肝臓がんへの栄養源を絶つ治療法です。2番目は内視鏡的消化管止血術、救急部門とも連携し緊急対応も行っています。ついで内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)を用いて総胆管結石などの胆道疾患に対する、いずれも低侵襲な手術が上位を占めています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 250 1.4 15.3 3.2 69.8
K0461 骨折観血的手術(大腿) 120 3.8 24.7 23.7 79.4
K142-21 脊椎側彎症手術(固定術) 75 1.2 18.2 2.7 47.4
整形外科領域では脊椎に対する手術、骨折手術、股関節に対する人工骨頭挿入手術等が上位を占めます。脊椎側彎症では内視鏡を用いた小切開の手術を行い、低侵襲を実現しています。上記3手術についで股関節に対する人工骨頭挿入術、人工関節置換術と続きます。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 46 0.7 14.5 3.5 77.8
K1781 脳血管内手術(1箇所) 9 1.2 5.9 12.5 53.8
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 7 0.6 20.7 16.6 59.9
脳神経外科では、「慢性硬膜下血腫」に対する穿孔洗浄術が一番多くなっています。慢性硬膜下血腫は、頭部外傷を負ってしばらく経過した後に、歩行障害や認知症等の症状が表れ、多くが緊急での手術を要します。脳動脈の一部が膨らんで瘤状になった状態の脳動脈瘤では、脳動脈瘤内への血流を遮断する必要があります。これには大きく二つの方法があり、一つは開頭手術を行い、動脈瘤の根元に特殊クリップをかける方法でクリッピング術と呼ばれている手術。もうひとつは動脈瘤内にプラチナ製のコイルを詰めて動脈瘤を閉塞する方法でコイル塞栓術(血管内手術)という手術です。当院ではいずれの方法も可能であり、開頭クリッピング術と、コイル塞栓術の短所・長所を考慮し、最も適した治療法を選択することができます。

泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 114 0.1 0.1 0.0 55.5
K843 前立腺悪性腫瘍手術 77 1 8.1 0.0 67.9
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) 66 0.3 4.5 0.0 73.5
泌尿器科では、尿路結石に対して衝撃波で結石を細かく砕く体外衝撃波結石破砕術(ESWL)が最も多く、ついで前立腺悪性腫瘍手術、膀胱がんに対する経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)が続きます。前立腺悪性腫瘍手術では手術支援ロボット「ダヴィンチ」を用いた手術が主流で、出血の非常に少ない低侵襲な手術を行っています。また膀胱がんに対する、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)は開腹せずに手術用内視鏡を用いて、膀胱腫瘍を切除する治療のことで、こちらも低侵襲な手術となっており、術後の予後も良く、全国平均の在院日数よりも短期間で退院が可能となっています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 76 0.0 3.1 0.0 38.8
K877 子宮全摘術 29 0.2 6.6 0.0 49.9
K867 子宮頸部(膣部)切除術 17 0.0 0.71 0.0 36.5
産婦人科では卵巣嚢腫、子宮筋腫に対する手術が多くなっています。卵巣嚢腫に対しては良性と考えられる場合には主として腹腔鏡を用いた手術を行います。子宮筋腫手術では、膣式による子宮全摘術を、腫瘍が特に大きい場合や癒着が強い場合は開腹にて行います。その他筋腫核出術、腹腔鏡、子宮鏡下等、状況に合わせて手術方法を選択しています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 156 0.0 1.0 0.0 74.0
K234 眼窩内腫瘍摘出術(表在性) - 0 1 0 79
眼科では、白内障に対する水晶体再建術が手術の大半を占めています。

※病院情報公表の集計条件に基づき、10症例未満の数値は、ー(ハイフン)としています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - 0.0 2.3 0.0 72.3
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) - 0.0 2.0 0.0 49.5
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) - 0.0 1.0 0.0 76.0
皮膚の悪性腫瘍に対する切除術だけではなく良性腫瘍に対しても手術による治療を行っております。

※病院情報公表の集計条件に基づき、10症例未満の数値は、ー(ハイフン)としています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - 0.01
異なる 17 0.16
180010 敗血症 同一 43 0.4
異なる 75 0.69
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - 0.01
180040 手術・処置等の合併症 同一 92 0.85
異なる 14 0.13
播種性血管内凝固症候群、重篤な疾患である敗血症、その他の真菌症について発症率を集計しています。医療資源を最も投入した病名と入院のきっかけとなった病名が同一かそれ以外で件数を集計しています。合併症の発生率は臨床上ゼロにすることはできませんが、改善すべき指標として経時的に公表することで改善の原動力として、医療の質の改善に取り組んでまいります。

※病院情報公表の集計条件に基づき、10未満の数値は、ー(ハイフン)としています。
更新履歴
2016/09/26
病院情報の公表 掲載
2016/09/28
一部変更
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